岸田首相、東南アジア歴訪スタート 各会議で議論される内容、首脳会談実施についてコメント

日本の岸田文雄首相は12日午前、ASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会合、G20サミット、APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議への出席にあたり、カンボジアの首都プノンペンに到着した。日本の各メディアが報じた。
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岸田首相は12日、東南アジア歴訪への出発前に行われた会見で「ウクライナ、北朝鮮といった地域情勢や食料・エネルギー安全保障など国際的な課題について議論が行われる。日本の立場、主張をしっかりアピールしなければならない」との考えを示した。
また、中国、韓国とそれぞれ首脳会談を行う方向で調整を進めていると明らかにした。
【解説】11月に日中首脳会談が行われる可能性は十分 何について協議するのだろうか
岸田首相は、葉梨前法相の辞任の影響を受け、当初の予定から10時間遅れで出発した。8日間の日程で東南アジア3か国を訪れ、会議に出席する。NHKによると、12日は日本とASEANの首脳会議や、ASEANプラス3(日中韓)首脳会議に出席する予定。
カンボジアでは10日〜13日にASEAN首脳会議、インドネシアのバリ島では15日〜16日にG20首脳会議、タイでは16日〜19日にAPEC首脳会議が開催される。
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