近年、技術開発の方向性では動物の脳にチップを埋め込むことがますます一般的になりつつある。これに関する最大の問題は、動物の妨げにならないような十分に軽量でコンパクトな適切な電源を見つけること。
研究チームは、ソーラーパネルをベースに機動し、鳩の脳に埋め込まれたチップに電源を供給する小型のリチウム電池をつくり、この技術を使って晴れた日に2時間にわたって鳩の飛行をコントロールすることに成功した。
また研究チームは、頭を右または左に回すなどの単純なコマンドを実行する可能性もテストした。発表によると、鳩は送られたコマンドを最大90%の確率で実行するという。
ロボット工学の研究者らによると、このようなシステムは、たとえば敵を空中から密かに監視するなど、軍事的に利用される可能性も有している。
先に、韓国は2027年までに人工知能(AI)を基盤とした技術を防衛に使用し始める計画だと報じられた。
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