露連邦保安庁 ウクライナ特殊機関による「サウス・ストリーム」への妨害工作を阻止

ウクライナの特殊機関による、ロシア南部ヴォルゴグラード州にある天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」への妨害工作の試みは阻止された。ロシア連邦保安庁が発表した。サウス・ストリームは、トルコとヨーロッパに天然ガスを供給するパイプライン。
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妨害工作の準備とその支援に関わったロシア人が拘束された他、リムペットマイン(吸着爆弾)4個、プラスチック爆薬4キログラム、遅延起爆装置、59万3000ルーブル(約140万円)、ウクライナ特殊機関の責任者と連絡を取るための通信手段や、爆破地点の座標が記されたものが押収された。
9月26日には、デンマークのボーンホルム島付近で、ロシアが欧州向けにガスを輸送するパイプライン「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」の2か所で同時にテロ行為が行われた。その後の10月13日、ロシアのプーチン大統領はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との会談で、ロシアの天然ガスをトルコに運ぶパイプライン「トルコストリーム」を爆破する試みがあったが、事前に阻止して関与した者を逮捕したと明らかにした。
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