海上保安庁によると、現地時間25日午前10時過ぎ、尖閣諸島・大正島の沖合で中国海警局の船2隻が領海に侵入した。そのうちの1隻には過去最大の76ミリ砲が搭載されているとみられ、領海内に初めて侵入したという。この76ミリ砲を搭載しているとみられる船は、今月15日に尖閣諸島の接続水域に入ったことが確認されていた。日本の当局は、17日の日中首脳会談を前に中国側が日本に圧力をかけたとみなした。これまでは37ミリ砲が最大だったとみられるという。関連記事