ウクライナでの露特別軍事作戦

恐ろしい冬がウクライナを待っている=NATO事務総長

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、恐ろしい冬がウクライナを待っており、これは米国と欧州にとっても困難な時期となるが、ロシアが自国の目標を達成した場合、NATOはさらに大きな代償を払うことになるとの考えを示した。
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ストルテンベルグ氏は「NATOがウクライナ支援を拒否することはなく、この国への非軍事的支援も増やす」と述べた。同氏は、ルーマニアで予定されている会合でNATO加盟国の外相らがウクライナ支援に燃料や医薬品を含めることについて決定すると語った。
ストルテンベルグ氏はまた、NATOの扉は引き続き開かれており、「ロシアにはNATO拡大に対する拒否権はない」と述べ、ウクライナに関してもNATOの扉は開かれていると指摘した。同氏は「われわれはそれを言葉だけでなく、(自分たちの)行動でも示した」と述べ、近年ではモンテネグロと北マケドニアがNATOに加盟し、2022年にはフィンランドとスウェーデンがNATO加盟に招待されたと言及した。
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またストルテンベルグ氏は「NATOの人員はウクライナ国内でいかなる作業も行っていない」と指摘し、「したがって、これはNATOが紛争の当事者ではないことを裏付けており、ウクライナにわれわれの軍隊または部隊はいないが、NATOはウクライナを全面的に支援している」と述べた。
ロシアは、米国とその他の西側諸国は紛争の当事者であり、ウクライナに兵器を供与したり、ウクライナ兵士を訓練したり、ウクライナに収集した情報を提供するなどしていると繰り返し表明している。ロシアのプーチン大統領は9月21日、国民向けのテレビ演説で、ロシアはウクライナのネオナチ組織だけでなく、ロシア連邦の存在そのものを脅かしている「西側集団のすべての戦争マシーン」と対峙していると指摘した。
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