ストルテンベルグ氏は「NATOがウクライナ支援を拒否することはなく、この国への非軍事的支援も増やす」と述べた。同氏は、ルーマニアで予定されている会合でNATO加盟国の外相らがウクライナ支援に燃料や医薬品を含めることについて決定すると語った。
ストルテンベルグ氏はまた、NATOの扉は引き続き開かれており、「ロシアにはNATO拡大に対する拒否権はない」と述べ、ウクライナに関してもNATOの扉は開かれていると指摘した。同氏は「われわれはそれを言葉だけでなく、(自分たちの)行動でも示した」と述べ、近年ではモンテネグロと北マケドニアがNATOに加盟し、2022年にはフィンランドとスウェーデンがNATO加盟に招待されたと言及した。
またストルテンベルグ氏は「NATOの人員はウクライナ国内でいかなる作業も行っていない」と指摘し、「したがって、これはNATOが紛争の当事者ではないことを裏付けており、ウクライナにわれわれの軍隊または部隊はいないが、NATOはウクライナを全面的に支援している」と述べた。