プログラムの終了後、選手は次のように自分の滑りを評価した。
「今日のプログラムは全部うまくいった。ジャンプ以外のエレメントについて言えば。思うにこれはマックスに近い。ただ、テクニックについてはもちろんもっと複雑にできるところはある。怪我のあとは少しずつ難しい4回転もジャンプしてきた。足はまだ不安があるけれども、危機的というほどではない」
2位にはアレクセイ・エロホフ選手(23)が続いた(93.61点)。3位はイリヤ・ヤブロコフ選手(19)だった(93.31点)。
グランプリ・ロシア大会の第6戦「ペルミ地方知事杯」は26、27日に露ペルミで開催。グランプリ・ロシア大会の男女シングルではISUのグランプリと同じように、各選手が第1~6戦の中から最大で2回出場し、順位結果に応じてポイントが付与される。その合計点をもとに、来年3月に南部ソチで開かれるグランプリ・ファイナルに出場する選手を露フィギュアスケート連盟が決定する。すでに第1、3戦で優勝したカミラ・ワリエワ選手(16)は、ファイナル進出をほぼ確実にしている。
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