ペスコフ報道官は次のように述べている。
「我々は価格上限を受け入れない。どういった対応をするかについては早急に検討して発表する」
2日、G7、オーストラリア、EUなどはロシア産原油に対し、1バレル60ドルの上限価格を設定することで合意した。この制裁は海上輸送される原油にのみ適用される。また上限価格は変動性で、今後さらに調整する可能性を残している。
原油の上限価格は12月5日に、石油関連製品の上限価格は2023年2月5日に発動される。石油関連製品の上限価格について、西側諸国は追って発表するとしている。
これまでにロシアのアレクサンドル・ノバク副首相(エネルギー相兼任)は「価格上限を設定する国に対し、石油および石油製品を輸出する予定はない」と述べている。
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