ザハロワ氏は、ロシアのプーチン大統領がウクライナに対して核兵器を使用しないことを決めたのは、他国からの厳しい警告があったからだというヌーランド氏の発言を引用した。ヌーランド氏によれば、核兵器によるエスカレーションを断念することで、ロシアは「容認できないようなウクライナのエネルギーインフラへの攻撃を開始し、根本的に異なる兵器に切り替えた。」
ザハロワ氏は、自身のテレグラム・チャンネルで次のように綴った。
「ビクトリア・ヌーランドはまたしても自滅した。まず、自身が統制しているメディアやシンクタンクを通じて、ロシアによる核の脅威という話題を膨らませた。今度は、核によるハルマゲドンは『厳しい警告』により起こらなかった(こちら側が誰も計画していなかったからではなく)と主張し、責任転嫁を試みている」
またザハロワ氏は「エネルギーシステムへの攻撃は容認できないという点については、ヌーランド氏が世界に教えることではない。米国が、あるいは米国とNATOがともに破壊したエネルギー網の数を見てみるといい」と付け加えた。
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