ウクライナでの露特別軍事作戦

ドンバスで戦争を始めたのはロシアではない=プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は7日、市民社会・人権発展評議会のメンバーとの会合で、ドンバスで戦争を始めたのはロシアではなく、クーデターによってウクライナで権力の座に就いた者たちだと述べた。
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「戦争はわれわれが始めたのではなく、ウクライナでのクーデター後の2014年に始まった。戦争は、ドンバスに住む人々の意志表示を制圧するために、このクーデターによって権力の座に就いた当時のウクライナ当局によって開始された」

またプーチン大統領は、ロシアがウクライナの現在の国境におけるウクライナ領土の唯一の真の保証国になれる可能性があるが、これはウクライナの新たな指導者たちが考えるべきことであり、現在の指導者たちは何も理解していないと述べた。
さらにプーチン大統領は、ウクライナ軍によるドンバスの居住区への砲撃や、これらの居住区への水の供給を妨害する行為について、これはジェノサイドであり、誰もこれに注意を払っていないと指摘した。
またプーチン大統領は、ウクライナがドンバスやその他のロシアの新たな領土に与えた損害を補償することは無益ではないとの考えを示した。
西側は支配を正当化するために人権を利用している=プーチン大統領
プーチン大統領はまた、ロシアは核兵器をいかなる国にも譲渡したことはなく、今も譲渡していないが、あらゆる可能な手段を使って自国の同盟国を守ると指摘し、大量の米国の核兵器が欧州大陸に配備されていると言及した。
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