三原選手は2位に10点以上の差をつけて優勝を果たした。
演技後の会見ではコーチに対する感謝の気持ちを露わにした。
「コーチにはグランプリファイナルもしっかりねらっていこうと言っていただいたが、自分のなかでは今までなかなか表彰台にあがれなかったこととか苦しかったことのほうが頭にあったので、実現できると思っていなかった。ただただ練習してきたことを全部出し切ることを大切に、スケートができる喜びを表現したい、感謝の思いを込めたいと滑っていた」
なお、FSでは最後の3回転ループで転倒があり、「全部が全部、完璧ではなかったのでレベルアップしたい」と語った。
2位にはイザボ・レビト選手(197.23点)、3位にはベルギーのルナ・ヘンドリックス選手(196.35点)が続いた。
今大会、日本の宇野昌磨選手(24)が今季世界最高記録となる304.46点を叩き出し、2位に30点の差をつけてグランプリ初優勝を果たした。ペアではSP首位の三浦璃来/木原龍一組が日本勢初の優勝を果たした。さらに、ジュニアでは日本の島田麻央選手(14)が205.54点で優勝した。日本女子のジュニアGPファイナル優勝は13年ぶり。
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