これまで、観光やビジネスで香港を訪れた場合、新型コロナの検査で陰性であっても、入域後3日間は博物館や寺院などの観光名所、レストランやバーといった飲食店の利用は禁止され、QRコードで管理されていた。今回の緩和措置で、これらの施設が到着後すぐに利用できるようになる。
李行政長官は次のように述べている。
「最新のデータやリスク評価に基づいて決定した。入域者からの感染脅威は、域内感染より低い。措置撤廃がコロナの感染拡大につながるとはみなしていない」
現在、香港に入息するためにはワクチン接種と出発前24時間以内の陰性証明書のほか、入域後2日目、4日目、6日目にPCR検査を受ける必要があるという。
また、13日からは2020年の感染拡大初期から使われていた都市間の人の移動を追跡するアプリの使用を取りやめた。2023年中頃には中国の「ゼロコロナ政策」は終わりを迎えるとみる専門家もおり、それとともに中国の経済再活性化が見込まれている。
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