ブリヤート共和国のツィデノフ首長はSNSへの投稿で、西側の情報戦では、ロシア、及びその諸民族に悪の烙印を押すことが良しとされているとしたうえで、「バチカンの正式な謝罪(教皇自身の同意が無ければそうはならなかったと理解する)は勇敢な行動であり、あらゆる世界の宗教は何よりもまず愛と融和を訴えるものだ」と記し、教皇を「リスペクトする」と表明した。
先にローマ教皇はイエズス会系の雑誌「米国」のインタビューに応じた中で、ウクライナにおける特別軍事作戦で最も残虐な行為を行っているのはロシア文化の伝統に育まれていない兵士だとし、その例として東シベリアのブリヤート人、及び北コーカサスのチェチェン人を挙げていた。
先にロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はローマ教皇庁からチェチェン人、及びブリヤート人に関する教皇の発言について謝罪の文面を受け取り、バチカンとの事件は解決したとし、ロシア側はバチカン側との建設的連携を継続するとした。
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