ポーランド警察トップに爆発物プレゼント ウクライナ将軍が罷免

ポーランド警察のトップ・ヤロスラフ・シミチク氏の執務室でウクライナからのプレゼントが爆発した事件で、ウクライナ非常事態庁で副長官を務めるドミトリー・ボンダリ将軍が、シミチク氏に装填された擲弾銃(グレネードランチャー)を贈呈したとして罷免された。ポーランド内務省が明らかにした。
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ポーランドのマリウシュ・カミンスキー内務相はツイッターに「ウクライナ側からボンダリ将軍が罷免されたという情報が入った」と投稿。ウクライナ警察当局は刑事事件として捜査を進めている。
シミチク氏は11~12日、ウクライナを訪問しウクライナ警察トップや非常事態庁長官らと会見し、擲弾銃をプレゼントとしてもらっていた。帰国後、贈呈された2つの擲弾銃のうち、1つがシミチク氏の執務室で爆発した。
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爆発した擲弾銃は使用済みのもので、ウクライナ側が安全を確認していたはずだった。シミチク氏と部下の2人が軽傷を負ったものの、幸いにも死者は出なかった。
一方、プレゼントを自室で爆発させ、すでに退院したシミチク氏もポーランド検察当局に説明を求められているという。
両国をめぐっては11月、ウクライナ軍の迎撃ミサイルがポーランドに着弾し、民間人2人が死亡する「事故」が起きている。
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