露ロスコスモスの元社長がウクライナ軍の砲撃で負傷

ドネツク州にあるホテルに滞在していたロシアの軍事顧問らを標的にウクライナ軍が砲撃を行った。これにより露ロスコスモスのドミトリー・ロゴジン元CEOが背中を負傷した。ロゴジン氏の関係者がスプートニク通信の取材で明らかにした。
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ロゴジン氏は軍事顧問としてドネツク州に滞在しており、ウクライナ軍の標的となった。ロゴジン氏は現在、病院で処置を受けている。命に別状はない。攻撃はフランス製の自走榴弾砲カエサルによって行われた模様。ロゴジン氏は2022年7月にロスコスモス社のCEOを解任されていた。
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フランス軍は自走榴弾砲「カエサル」75両のうち、24両をウクライナに供与したほか、既に使用されていない旧式の自走榴弾砲に加え、短距離地対空ミサイル「クロタル」、装甲輸送車両「バスティオン」、燃料、弾薬、医薬品、携帯食なども供与している。
ドネツク人民共和国のプシリン首長は、ウクライナ軍の砲撃が民間人の利用するホテルを標的にした事実に怒りを表し、「これは一般市民を狙った意図的なテロ行為だ」と激しく非難している。
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