ゼレンスキー大統領、完全勝利に向けた支援を米政府に要請

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は訪米中にジョー・バイデン大統領、及び連邦議員らと会談した中で、ウクライナはロシアとの衝突において完全勝利を手にする力があると主張した。一方、米政府高官らは完全勝利は「あり得そうもない」との見通しを示している。米紙ワシントン・ポストが消息筋を引用して報じた。
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ゼレンスキー大統領は会談の中で、ウクライナは完全勝利を手にする力があると説得を試みたという。一方、政府高官らは取材の中で、「これはあり得そうもない」とコメントしている。消息筋によると、真冬に激化する戦闘を前にゼレンスキー大統領は連邦議会の支持を確保することが目的だったとのこと。
米国とウクライナは一蓮托生、ロシアの勝利は許さない=米大統領
ゼレンスキー大統領はウクライナ危機勃発以後、最初の訪問国は米国にしたいとの考えを数ヶ月にわたってバイデン大統領に伝えてきたとのこと。ただし、ウクライナ国内における安全保障の観点から訪米はなかなか実現しなかった模様。
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