NHKなどによると、会談の冒頭で岸田首相は日本の新しい国家安全保障戦略や反撃能力を含む防衛力の抜本的強化についてバイデン氏に説明。「日米同盟の抑止力、対処力を強めることにもつながる」と意義を強調した
一方、ロイター通信などによると、バイデン大統領は次のように述べている。
「米国と日本はこれまでになかったほど緊密となっている。我々は民主主義的価値観を共有しており、これは我々の力、同盟の源となっている。米国は日米同盟に完全にコミットし、日本の防衛を全面的に支える」
さらに、バイデン大統領は技術や経済問題における岸田首相のリーダーシップに謝意を示したという。会談後には共同記者会見も予定されている。
日本は5月の主要7カ国(G7)広島サミットで議長国を務めることになっており、岸田首相としては、リーダーシップや西側諸国の結束強化をアピールしたい考えだ。
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