収容先は尾道市のジャパンマリンユナイテッド因島事業所で、この日は同事業所の沖合まで移動する予定。いなづまは日本時間の15日午前7時50分ごろ、民間のえい船にえい航されて、5日ぶりに事故現場を離れた。同事業所沖には夕方ごろに到着し、入港は16日になる見通し。海自は入港後、船体の損傷状況などを詳しく調べる方針でいる。
事故は10日午後0時10分ごろ、周防大島町の沖家室島の沖合で発生。いなづまはスクリューやソナーが損傷し、身動きが取れなくなった。海自と海上保安庁によると、新たな油漏れは確認されていない。
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