オースティンは、「これは転換点なのだ。今はゆっくり動いている場合ではない。もっと深く掘り下げるべき時なのだ。ウクライナ人が我々を見ている。クレムリンが我々を見ている。そして歴史が我々を見ているのだ。だから我々は中断しない」と、ドイツのラムシュタイン米空軍基地で開催されるウクライナ支援を議論する会合の前にこのように述べた。
オースティン長官は、ウクライナへの新たな軍事支援策に関して、「ロシアの攻撃はウクライナの精神を壊すためのものだったが、その試みは失敗し、ウクライナの人々は世界中を奮い立たせた。一方、ロシアは弾薬を失い、戦闘で大きな損失を被り、わずかに残ったパートナーに補給を頼っているが、これは悲劇でありこの侵略を不必要なものにしている。ロシアの同盟国と、この部屋での自由で主権のあるウクライナへの強い支持を比べてみてほしい」と述べた。
これよりも前、北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、同基地で開催されるウクライナ支援のための会合の結果が、ウクライナ政府への重火器供与に関する決定につながるとの期待を示した。
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