西側諸国によるウクライナへの兵器供与

ドイツ、戦車「レオパルト2」供与決定=独誌報道

独誌「シュピーゲル」は24日、ドイツのオラフ・ショルツ首相がウクライナへの主力戦車「レオパルト2」の供与を決定したと、関係者の話として伝えた。
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同誌は次のように伝えている。

「決定が下された。ドイツはウクライナへ戦車『レオパルト2』を送る」

報道によると、ショルツ首相が供与を決定したのはドイツ連邦軍の装備である「レオパルト2A6型」だという。
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「レオパルト2」をめぐっては、これまでにポーランドやスペインなどが供与の意思を示していたが、生産国であるドイツの承認なしには再輸出できなかった。このほか、デンマークやギリシャといった北大西洋条約機構(NATO)加盟国やフィンランドもレオパルドを所有している。
ポーランドは23日、「レオパルト2」のウクライナへの供与許可をドイツ側に正式要請したと発表。これまでに、米国やフランスもドイツに圧力をかけていた。複数の欧米メディアは、ドイツが今週中にも「レオパルト2」の再輸出を承認すると伝えている。
20日にドイツのラムシュタイン在独米空軍基地で開かれたNATO加盟国などによるウクライナ軍事支援会議では、ドイツが慎重姿勢を示し主力戦車の供与決定をまとめることができなかった。
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