「西側はロシアとの戦争を前もって計画していた」=ザハロワ報道官

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は25日、SNS「テレグラム」上の自身のページで、ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相やアンゲラ・メルケル前首相の発言を引用し、「西側諸国はロシアとの戦争を前もって計画していた」との認識を示した。
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ベアボック外相は24日、欧州評議会に出席した際、次のように述べていた。

「我々はウクライナの防衛のためにもっと多くのことをしなくてはならない。戦車に関してもそうだ。だが、一番大事なことはそれを皆一緒にやり遂げることで、欧州内で悪者を探すことではない。なぜなら我々はロシアとの戦争をしているのだから」

西側とロシアの戦争はもはやハイブリッド戦争ではなく、ほぼ正真正銘の戦争=ラブロフ外相
この発言を引用し、ザハロワ報道官は次のように述べている。

「この発言をメルケル前首相がミンスク合意をあてにせず、ウクライナを強くするためのものだったという暴露にあわせると、あらかじめロシアに対する戦争が計画されていたことになる」

メルケル前首相は昨年12月、独紙ディー・ツァイト(Die Zeit)のインタビューで、「ミンスク合意」について、ウクライナに時間を与えるために署名され、これによってウクライナは強くなることができたという考えを示した。この発言についてロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「失望した」と述べていた。
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