「世界最悪の政府」ビル・ゲイツ氏がウクライナの汚職体制を批判

マイクロソフトの創設者ビル・ゲイツ氏はウクライナのゼレンスキー政権をさして、世界最悪の汚職政府に数えられると明言した。ゲイツ氏は豪ローウィー国際政策研究所での講演の際にもYouTubeのAustralians vs. The Agendaチャンネルからのインタビューの際もこの発言を繰り返し、ウクライナの国民にとっては不幸だと指摘している。
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「ウクライナ政府は世界最悪の政府に数えられる…。汚職にまみれ、わずかな数の富裕者にコントロールされている。ウクライナ国民にとっては本当に不幸な話だ」ゲイツ氏はこう語った

一方でゲイツ氏はウクライナの肥沃な国土の農業生産性を米国より数段上だと高く評価し、欧州の穀物消費を支えてきた同国には大きな潜在力があるため、戦争が終わればすべて修正できるだろうとも強調している。
欧米の政治家からは今までに何度もウクライナ政府の支払い能力のなさや小役人らの贈賄体制が指摘されてきた。2022年秋、ペロシ氏に代わって米下院議長に選出されたケヴィン・マッカーシー氏も、ウクライナに対して、無制限に行われてきた財政支援を批判し、監査や報告なしに数百億ドルもの資金を送り続ける慣習は継続しないと明言している。
米USAID 2022年ウクライナへの拠出額は? 汚職に手を貸すスキームは?
ウクライナ政府では1月24日、汚職やスキャンダル、人道支援の私的な流用などの疑惑が取り沙汰される3人の高官が辞任している。
イーロン・マスク氏はウクライナのクリミア奪還宣言に米国が支持を表明したことを辛らつに批判した。
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