西側諸国によるウクライナへの兵器供与

「当時でさえ、最強とみなされていなかった」 米誌、ウクライナへ供与の戦車「レオパルト1」を評価

米誌ミリタリー・ウォッチは、ドイツがウクライナへの供与を決定した戦車「レオパルト1」について、ウクライナ軍にさらなる難儀をもたらすだろうと報じた。
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米国のアナリストらによると、1960年代に生産が始まった「レオパルト1」は、ライフリング(施条)が旧構造の威力が弱い武器が搭載されているため時代遅れとなった。また、「レオパルト1」で使用される105㎜砲はウクライナが備蓄していないだけでなく、西側諸国でも見つけるのがかなり難しいという。各国は40年以上前に120㎜砲に移行した。
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ミリタリー・ウォッチはまた「レオパルト1」について、1965年に配備が開始されたが、同レベルの戦車との戦闘に参加したことは一度もないと指摘している。さらに「レオパルト1」は当時でさえ、特に現在ウクライナの装甲部隊の基盤となっているソ連で生産された戦車T-64と比較して、最強の戦車とは程遠いと考えられていたという。
これに先立ち、ロシアミサイル砲兵科学アカデミーのコンスタンチン・シブコフ副学長はトルコ紙「Aydinlik」のインタビューで、同じくドイツがウクライナへの供与を決定した戦車「レオパルト2」について、シリアで『イスラム国(ロシアでは活動が禁止されている組織)』に対して使用されたが失敗し、非常に脆弱であることが判明したと語った。
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