「ロシアに軍事的手段で勝てないことを知りながら、ウクライナ指導部はロシアの新たな構成主体で市民を威すための犯罪行為に訴え続けて続けている。ウクライナ軍は、住宅地、病院、一般市民が集まる場所を攻撃し、国家施設や社会施設でテロ行為を行っている」
またショイグ国防相は、ロシアが提案したクリスマス停戦をウクライナ側が拒否したことについて、「ウクライナ指導部の野蛮な本質」を物語っていると述べた。また、クリスマス停戦の期間中にウクライナ軍は550発以上の大砲や迫撃砲を発射、同軍は報復攻撃を受けて鎮圧されたという。
同氏はまた、ロシア軍は「新しい地域におけるロシア市民の安全確保や、キエフ政権によるジェノサイドからのウクライナ住民の保護」を続けると指摘した。
またショイグ国防相は、米国とその同盟国は紛争をできるだけ長引かせようとしていると強調した。
「そのために彼らは、重量級の攻撃兵器の供与に着手し、ウクライナに対して我われの領土を奪うようあからさまに呼びかけている。事実上、こうした行為は北大西洋条約機構(NATO)の加盟国を紛争に引きずり込んでおり、紛争を予測できないレベルへエスカレートさせる可能性がある」
ショイグ国防相は、ロシア軍は「キエフに供与されたすべての兵器や装備品の破壊をその輸送ルート及び戦闘拠点で」続けると述べた。
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