トルコ・シリア大地震 震災と人道物資の輸送状況

【視点】トルコの地震発生地域で強い揺れが発生する危険性があることは、2年前の予測で明らか=研究者

今回トルコで地震が発生した地域で非常に強い揺れが発生する危険性があることは、研究者が2年前に行った予測で判明している。ロシア科学アカデミー地震予測理論・数理地球物理学研究所のピョートル・シェバリン所長が、スプートニクの取材でこのように述べている。
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シェバリン氏はスプートニクでの記者会見で、「2年前にこの地域で非常に強い地震が発生する危険性があることは明らかになっていた」と述べた。
その一方でシェバリン氏は、強い地震が発生するおおよその地域は予測できても、その正確な日時を予測することはまだできないと語った。同氏によると、トルコでの地震から15日後には、マグニチュード6.0以上の余震の発生確率が急激に低下し始めるという。
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トルコの被災地で行われた瓦礫の撤去作業

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トルコの地震被害

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シリアの被災地で行われた瓦礫の撤去作業

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シリアの被災地で行われた瓦礫の撤去作業

同研究所のアレクサンドル・ゴルシコフ主任研究員は、トルコでは1900年以降、6日に発生した地震を含め、マグニチュード7を超える地震が13回発生していると指摘した。つまり、トルコではこういった強い地震は特別な出来事ではない。
シェバリン氏は、トルコで発生した地震は、鉱物探査などの技術的な要因で発生したものではないと強調した。
「物理学的に見ても、これほど強い地震が人間の活動によって引き起こされることはあり得ない。人間の採掘活動の大きさとマグニチュード8.0近い地震は比較にならない。人類が蓄積してきた核兵器を一点に集めて爆発させたとしても、そのエネルギーは今回の地震のエネルギーよりも小さいだろう。スケールが全然違う」
トルコのエルドアン大統領は6日未明、トルコ南東部でマグニチュード7.7の地震が発生したと発表した。このような強い地震は、同国では1939年以来の規模だという。そして同日午後、現地ではマグニチュード7.7の地震が発生した。
この地震による死者数は最新の統計で3500人を超え、負傷者数は2万人にのぼる。トルコ政府は、今回の震災による犠牲者のために国として7日間の喪に服すと明らかにした。
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