同紙は「ドイツ連邦軍は来週からウクライナ人乗組員に『レオパルト2』の訓練を開始する」と伝えている。
同国のボリス・ピストリウス国防相が先に発表したところによると、ウクライナ兵の第一陣はすでにポーランドからドイツに移送されている。訓練はニーダーザクセン州ミュンスター近郊の訓練場で行われ、ウクライナ兵はすでにマルダー歩兵戦闘車の操作訓練を行っている。
同紙によると、ドイツ連邦軍は、ウクライナ人乗組員が6〜8週間で「レオパルト2」の基本的な操作を習得できるよう速習法を実施する計画。
通常、乗組員の訓練には数年かかるが、ウクライナ兵は時間がないため、基本的な訓練しか受けないと国防省関係者は指摘している。
1月25日、ドイツ政府は国産の主力戦車「レオパルト2」を14両ウクライナへ供与すると発表した。主力戦車については3月末までに供与が完了する模様。また、ドイツ政府は第1世代の戦車「レオパルト1A5」を178両ウクライナに供与することを許可した。
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