日本政府、日銀新総裁に植田和男氏の起用案を国会に提示 学者出身の総裁は戦後初

日本政府は14日、日銀の新たな総裁人事をめぐり、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する案を国会に提示した。NHKなどが報じている。
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日銀の黒田東彦総裁は4月8日に任期満了を迎える。日本政府は14日午前、衆参両院の議院運営委員会の理事会に、新たに元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する案を提示した。
NHKの報道によると、日銀総裁はこれまで、大半が日銀出身者と旧大蔵省・財務省出身者で占められていた。植田氏が就任すれば学者出身の総裁は戦後初となる。
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また、2人の副総裁についても4月で任期満了となることから、前金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田眞一氏をあてる案が提示された。
3人の人事案は国会の同意が必要で、来週以降、衆参両院の議院運営委員会で所信の聴取と質疑が行われる見通し。
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