西側諸国によるウクライナへの兵器供与

ドイツがウクライナ軍への戦車供与の件を認めたことは、欧米の失敗=米国人記者

ドイツがウクライナ軍に供与する戦車の数が当初の約束より少ないことを認めたことは、欧米諸国がウクライナを支援することに失敗したことを示している。ブルームバーグのコラムニスト、アルネ・デルフス氏がこのように指摘している。
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ドイツのボリス・ピストリウス国防相は15日、ウクライナが受け取るのは、当初約束されていたドイツ製戦車「レオパルト2」からなる大隊の半分になるだろうと発言した。
これについてデルフス氏は、「今後数週間のうちに予想される戦闘行為の激化に対処ようとウクライナ軍を支援する西側同盟国の試みが失敗したことを示している」と指摘している。
さらにピストリウス氏は、ポーランドは約30両のレオパルト2をウクライナに供与すると明らかにした。しかし、その多くの車両は戦闘に適しておらず、修理が必要だという。
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
オランダとデンマークが「戦車同盟」を離脱、レオパルト2の供与中止を発表=独紙
ドイツ政府は1月25日、ウクライナにレオパルト2を供与すると発表した。また、その際には、2個戦車隊を編成できる規模の提供を目指すと明らかにした。
ラジオ局「Europe 1」によると、西側製の戦車の輸送、修理、燃料補給が難しいため、ウクライナ軍は戦場での効果が期待されるほど高くないのではないかと懸念しているという。
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