両氏は18日、米軍が4日に米本土上空を飛行していた中国の気球を大西洋上空で撃墜した事件の発生後、独ミュンヘン安全保障会議の傍ら初めて会談を行った。
米国務省が発表した声明には「国務長官は、中国の高高度偵察気球が米領空で米国の主権と国際法を侵害したことは容認できないと直接言及し、このような無責任な行為は二度と起こしてはならないと強調した」と述べられている。
ブリンケン氏によると、米国は自国の主権に対するいかなる侵害も容認しない。また、中国による偵察気球計画は、米国側の推定では5大陸40カ国以上の空域に侵入しており、国際的に知れ渡ったと言及した。
中国の気球事件をめぐり、ブリンケン氏は2月5日に予定されていた中国訪問を延期。新たな日程はまだ決まっていない。
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