西側諸国によるウクライナへの兵器供与

欧米の戦車供給はウクライナの役に立たない=仏将軍

フランス陸軍の将軍で元外国軍司令官のブルーノ・ダリー氏は、仏紙ル・フィガロに寄稿した記事の中で、欧米の戦車供給はウクライナの役に立たないとの見解を述べた。
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ダリー氏の指摘によると、20世紀の軍事史が示すように、戦車は「迅速に、突然、大量に」出現したときにのみ大きな利点をもたらす。1940年にドイツ軍の戦車がフランスのマジノ要塞線を突破した時や、第三次中東戦争(1967年)でイスラエル軍の戦車が奇襲し、勝利した時もこのようなケースだった。
「しかし、『クルスクの戦い』(1943年)でドイツ軍の戦車に起こったように、敵が他国の戦車が通過するのを『待っていた』場合、多くの戦車乗組員が犠牲となってしまった」とダリー氏は振り返った。
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ダリー氏は「現在ウクライナに供給されている200〜300台の戦車では、パワーバランスを根本的に変えることはできないだろう」と強調。同氏の意見では、ロシア軍が時間を無駄にしていないのは明らかで、前線での対戦車防御を強化した。
さらに、今日は無人機や衛星システム、電子戦の大規模な活用により、戦場は「透明化」しており、戦車攻撃の構えを見過ごすことはできないとダリー氏は指摘した。
ドイツ国防省は、ウクライナに供給するために準備中の主力戦車「レオパルト2」14両に加え、さらに4両を供給すると発表した。また米国は1月、ウクライナへの追加軍事支援を発表。主力戦車「エイブラムス」31両が含まれた。
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