この文脈においてハーシュ氏は、ソ連軍がドイツ軍を撃破したスターリングラード攻防戦について言及し、米国はロシアとの「喧嘩に割り込む」準備は整っていないとの見方を示した。また同氏によると、ロシアはウクライナにおける特殊軍事作戦で自国の主力をまだ投入してもいないのに、米国はウクライナで起こっていることについて自分自身を欺いている。
ハーシュ氏は、自身が考える米国の計画に基づいて米露直接衝突の脅威について論じ、欧州に派遣されている米陸軍の第82空挺師団および第101空挺師団の編成について言及した。
ハーシュ氏は、調査報道を専門としている。同氏は2月初旬、ロシアとドイツを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム」テロ事件に米国が関与していたことを証明する独立した調査結果を発表した。
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