エウレカ誌によれば、女性の雇用に踏み切ったのは英国の人工衛星製造の「インスペース・ミッションズ」、ミサイル製造の「MBDAタレス」と戦車製造の「チャレンジャー2 BAEシステムズ」。
女性社員雇用には無償で女性プログラマーを養成する組織「コード・ファースト・ガールズ」が協力を行う。
「インスペース・ミッション」社の主任オペレーション・ディレクターのキャサリン・オドネル氏は、英国の企業はこうした戦略をとることで国際市場での競争力を高めることができると語っている。
BAEシステムズ・デジタル・インテリジェンス社、宇宙戦略ビジネス発展部のエリザベート・シュアルド部長は、国防企業の指導部の25%が性別、民族、年齢といった多様性が欠けている現状を不服としているため、「コード・ファースト・ガールズ」といったソーシャル・カンパニーは「教育に対する社会の見方が生まれ変わるために極めて重要」であり、女性に「イノベーションを推進していく上で必要なデジタル・スキル」を提供していると高く評価した。
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