ハーシュ氏は、ロシアのテレビ局RTのインタビューに対し「我々には信じられないほどの諜報能力があるのをご存知だろうか。無線電子機器も、情報筋も、欧州のほとんどの国が我々と協力している。この問題に対しては、数日以内に答えを出すことができる。しかし、もちろん、誰もその質問をしなかった」と語った。
「ホワイトハウスは、誰が爆破させたのかすでに知っているので、それを追求しようとしない。そんな仕事を依頼してどうするのか?どこかに記録してどうするのか?」
ハーシュ氏によれば、ホワイトハウスはすでに「バイデン大統領が爆破させた」と知っているので、米国は「ノルドストリーム」爆破事件を調査することはないだろう。
国連安全保障理事会は27日、「ノルドストリーム」爆破を調査する国際委員会の設置にまつわるロシアの決議案を否決した。ハーシュ氏はこの結果についても「当然だ」と話した。
2022年9月26日、ロシアの欧州向けガス輸出パイプライン「ノルドストリーム 1」と「ノルドストリーム2」の2本で同時に爆発が発生した。これについてドイツ、デンマーク、スウェーデンは、標的を絞った妨害工作の可能性を否定せず、ロシアのプーチン大統領は、パイプラインの爆発は明らかにテロ行為であると述べた。
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