Журналист Сеймур Херш. Архивное фото - Sputnik 日本, 1920
米国人記者シーモア・ハーシュ氏による調査

CIAとドイツ諜報機関、パイプライン「ノルドストリーム」爆破の代替物語を作るよう依頼=米調査報道記者ハーシュ氏

© AFP 2023 / Andrew Caballero-Reynoldsドイツのオラフ・ショルツ首相と米国のジョー・バイデン大統領
ドイツのオラフ・ショルツ首相と米国のジョー・バイデン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 22.03.2023
サイン
3月初旬のショルツ独首相の訪米およびバイデン米大統領との会談を受け、CIAと独諜報機関はガスパイプライン「ノルドストリーム」爆破事件について報道機関向けの代替物語を用意するよう求めていた。自身の情報源を基に米調査報道記者のシーモア・ハーシュ氏が明かした。同氏は2月初旬、ロシアとドイツを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム」テロ事件に米国が関与していたことを証明する独立した調査結果を発表した。
サブスタック(Substack)に投稿したハーシュ氏は、3月3日のワシントンでのショルツ独首相とバイデン米大統領の会談は80分におよび、その大部分は双方の補佐官さえ同席しない形式となったと強調。会談後の公式宣言などはなかったが、外交情報にアクセス可能な筋によると、会談では「ノルドストリーム」爆破の「曝露」について協議されたという。
ショルツ首相が「ノルドストリーム」破壊工作について事前に把握していたかは最終的に明らかになっていないが、知らなかったとしても、昨秋以降、米国が情報を隠蔽しようとする試みを支持していたことになる、とハーシュ氏は分析。
「ノルドストリーム」のガス漏れ - Sputnik 日本, 1920, 18.03.2023
「ノルドストリーム」の爆破工作
「ノルドストリーム」爆破で第二次世界大戦の化学兵器投棄場所が損傷=研究チーム
バイデン氏とショルツ氏の会談を受け、両国の諜報機関は、ノルドストリーム攻撃の代替物語として両国マスコミに提供するためのカバーストーリーを作成するよう指示された、とハーシュ氏は指摘する。 7日、諜報機関の話をもとに米紙「ニューヨークタイムズ」は、ノルドストリームに対する攻撃は親ウクライナ組織によって仕組まれたと報道。この説は、さまざまな解釈で(ハーシュ説とは異なり)西側のメディアによって大きな広がりを見せている。
ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領はウクライナのテロ関与を否定。一方、ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記はこれを「親ウクライナ組織」に関する情報の投入と位置付け、然るべき機材や訓練を要する作戦を実行できる「何らかの組織」の可能性があるとして疑念を表した。
関連記事
米調査報道記者ハーシュ氏、米国がウクライナ紛争に直接介入する条件を挙げる
米政権はプーチン大統領と共産主義への憎悪に駆られている=ハーシュ氏
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала