記事ではこのように述べられている。
「ドイツの初期の調査結果に基づき、政府関係者はポーランド政府あるいはウクライナ政府が攻撃に関与した可能性について静かに議論している。ポーランドは1990年代後半に『ノルドストリーム』のプロジェクトが始まって以来、最も声高に批判してきた国の一つであることから、ポーランドに動機があったかもしれないという人もいる」
一方、ポーランド大統領府国際政策局のマルチン・プシダチ局長は、ポーランドはこの破壊行為とは無関係だと主張。同紙は「これはポーランドを非難するためのロシアの策略かもしれない。ポーランドはこれ(攻撃)とは何の関係もない」というプシダチ氏の発言を引用した。
また、同紙によると、欧米の政府関係者は「ノルドストリーム」攻撃の首謀者が誰なのか、まだ正確には分からないと述べているとのこと。
一方、欧米の政府関係者は、破壊行為の首謀者を見つけることにはあまり興味を持っていない。不都合な答えが出ないようにしている。欧州のある上級外交官によると、欧州やNATO(北大西洋条約機構)諸国の政治家らは、会議で「ノルドストリーム」の話題には触れないと決めたそうだ。
米政府はこれを否定しているが、西側メディアは、破壊工作の背後にはある親ウクライナ集団が絡んでいる可能性があると報じた。しかし、プーチン大統領は「完全なでたらめ」と評価した。プーチン大統領によると、これほどの破壊行為を海底で行うには高度な技術を持つ国家の全面的支援が不可欠だという。
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