韓国の海軍関係者は、訓練は「北の核・ミサイル脅威に備えて韓米日の安全保障協力を強化し、海軍の弾道ミサイル対応能力・態勢を堅固にする機会」だとし、実戦的な訓練によって作戦への備えを確実にすると伝えた。
訓練には、韓国軍の駆逐艦「栗谷李珥」、米軍のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」、日本の海上自衛隊の護衛艦「あたご」の3隻が参加する。いずれもイージスシステムを搭載している。
また、米韓空軍は17~28日にかけて大規模な共同訓練を行う。韓国軍からは最新鋭ステルス戦闘機F35やF16戦闘機および空中給油機など60機余り、米軍からは空軍のF16戦闘機や空中給油機、海兵隊の戦闘機F35BやFA18など40機余りが参加する。
北朝鮮は、13日に金正恩総書記の立ち会いのもと、固体燃料式の新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星18型」の発射実験を初めて行ったと発表した。NHKは、北朝鮮が核・ミサイル開発に拍車をかける中、韓国側は強固な同盟関係を確認するとしていると報じている。
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