ムールニエツェ氏は、自身のツイッターに「本日のラムシュタイン会議で、ラトビアは携帯式防空ミサイルシステム『FIM-92スティンガー(MANPADS型)』の最後のひとまとまりをウクライナに供与することを決定したと発表した。また、ラトビアでウクライナ兵を訓練する意欲的なプログラムも継続していく」と記した。
ラトビアは2022年2月上旬にも携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」をウクライナに供与。ウクライナにおけるロシアの特別軍事作戦の開始後、ラトビアはウクライナにカラシニコフ自動小銃、赤外線カメラ、弾薬、装備品、戦闘糧食などを供給した。2022年夏には、ウクライナにヘリコプター4機を引き渡し、ウクライナ向けにトルコ製無人機「バイラクタル」のクラウドファンディングを発表したが、必要な金額は集まらなかった。
先に、ロシア外務省は、ウクライナに西側の携帯型防空システムと対戦車ミサイルシステムが供与されことで、欧州と世界の民間航空交通の安全保障の問題を提起する時が来たと語っていた。
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