Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
戦車「レオパルト」他、ウクライナへの武器供与状況
独は1月25日、ウクライナに自国製戦車「レオパルト2」14台を供与し、他国にも同戦車の供与を許可すると決定。ピストリウス独国防相は供与を「3月末まで」に行うと明言した。米国も同日、M1エイブラムス戦車31台のウクライナ供与の意向を表明。独の決定を待っていた英仏、ノルウェー、ポーランドが次々に「レオパルト2」の供与を宣言した。ウクライナは最初の調達で12か国から最多で140台が受領可能と踏んでいる。スプートニクはウクライナへの武器供与状況について、戦場で会する各国の戦車の性能比較をまとめた。

「少なすぎ、遅すぎる」 ウクライナ 欧米が兵器を十分に供与していないと不満を表明=米コラムニスト

© AP Photo / Andrew Marienkoハリコフ近郊でスウェーデンの無反動砲「カール・グスタフM4」の使い方を習得するウクライナ兵
ハリコフ近郊でスウェーデンの無反動砲「カール・グスタフM4」の使い方を習得するウクライナ兵 - Sputnik 日本, 1920, 21.04.2023
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欧米はウクライナの軍備増強に「限界まで」取り組んでいるが、ウクライナ政府は同盟国に対して失望している。コラムニストのジャック・デッシュ氏が、米誌「フォーリン・ポリシー」でこのような考えを示している。
デッシュ氏によると、ウクライナ国家安全国防会議のオレクシー・ダニロフ書記は、AP通信とのインタビューで、ウクライナは「約束と違うことをする」同盟国に不満を抱いていると語ったという。ウクライナ最高議会のアレクサンドラ・ウスチノワ議員は、米国の供与分はウクライナの要求よりもはるかに少ないとフォーリン・ポリシーで語っている。さらに同誌によると、ウクライナへの援助は「少しずつ」しか行われていない。
M1エイブラムスを模したバルーンデコイ - Sputnik 日本, 1920, 19.04.2023
戦車「レオパルト」他、ウクライナへの武器供与状況
ウクライナはロシアと戦うために空気で膨らませたおとりを使おうとしている
また、ウクライナ政府が懸念しているのは、西側諸国が供与する「戦車の数が少なすぎ、遅すぎる」点だという。ドイツ製のレオパルト戦車はすでに戦場に届いているが、米国のエイブラムス戦車の供与には数ヶ月かかるとデッシュ氏は指摘している。さらに、8カ国からウクライナに供与されているレオパルト戦車については、使用する砲弾の種類が一つだけではない。この事実によって問題はさらに難しいものになっているという。
ウクライナ軍の代表者は同誌の取材に対し、ウクライナには軍用機が必要だと認めたが、同国政府はそれが「今後数ヶ月でなんとかなる問題ではない」とみている。デッシュ氏によると、米政権内では戦闘機「F-16」と長距離戦術ミサイルシステムの供与はまだ議論の範疇にはないという。
これよりも前、英紙「テレグラム」は、ウクライナ軍が「F-16」の供与を待つ間に自国の最も優秀なパイロットが失われていることに不満を抱いているというニュースを報じた。
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