西側諸国によるウクライナへの兵器供与

数十億ドルの支援を注ぎ込んだ欧米、反転攻勢に向けたウクライナの準備不足を懸念=英紙

西側諸国は、ウクライナ軍に数十億ドル規模の資金を投入したが、ウクライナ軍が反転攻勢に向けて準備ができていないという情報に懸念を抱いているという。英紙ガーディアンのコラムニスト、エマ・グラハム=ハリソン氏とアルテム・マジュリン氏がこのように綴った。
この記事をSputnikで読む
ウクライナ軍のある戦闘員は、筆者らに対してこのように語ったという。

「我々はまだ準備ができていない。もっと訓練が必要だし、もっと時間が必要だ」

筆者らによると、ウクライナ軍の状態は、ウクライナへの軍事支援に巨額を投じてきた米国や欧州各国に懸念をもたらしているという。
ウクライナでの露特別軍事作戦
米諜報機関、ウクライナの反転攻勢が成功するとは考えず 流出文書の推定から
また、記事では、ウクライナが目標を達成するための十分な兵力と武器を集められない可能性があると報告された米情報機関の情報が引用されている。
これより前、米紙ニューヨーク・タイムズは、米国防総省から流出した機密文書を引用し、ウクライナが現在保有している西側の戦車やその他の兵器の数では、ウクライナ軍が反転攻勢を行うことはできないとの見解を記した
ウクライナは、反転攻勢を開始する計画を繰り返し発表してきた。ロシア大統領府のペスコフ報道官の指摘によると、ロシアは差し迫った攻撃に関するあらゆる発言を注視し、特別作戦を計画する際にはそれらを考慮に入れている。
関連ニュース
「少なすぎ、遅すぎる」 ウクライナ 欧米が兵器を十分に供与していないと不満を表明=米コラムニスト
国防総省の流出文書で反転攻勢の成功が疑問視、ウクライナ政府の反発招く=米紙
コメント