同紙によると、国防省は近く、プーマ装甲歩兵戦闘車50台と、NATO同盟国に販売するための追加車両150台を計15億ユーロ相当で購入する契約を軍需企業と結ぶ予定。同省は、購入費用を1000億ユーロの連邦軍特別基金から受領することを希望しているという。
この計画は、いくつかの承認段階を経なければならず、却下される可能性もある。
先に、独軍需企業「ラインメタル」は140台以上のプーマ装甲戦闘車両を改良すると発表した。1年前、クリスティーネ・ランブレヒト前国防相は、独連邦軍で使用されている350台のプーマ装甲歩兵戦闘車のうち、半分以上が戦闘態勢にないと述べていた。昨年12月には、演習に参加したプーマ装甲歩兵戦闘車18台すべてが故障したとの報告を受け、ランブレヒト氏は同車両の今後の生産発注を完全に停止することを否定しなかった。
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