FRBはさらなる利上げが適切であると強調し、長期的には最大限の雇用と目標であるインフレ率2%の達成を依然として見込んでいるという。FRBの報道発表では以下のように述べられている。
「金融政策の適切なスタンスを評価する上で、委員会は、経済見通しに対する入ってくる情報の影響を引き続き監視する。委員会は、委員会の目標の達成を妨げうるリスクが生じた場合、金融政策を適切に調整する用意がある」
FRBはまた、2022年5月に公表した計画に沿って、保有資産の圧縮を継続することを確認した。計画では6月1日から、最初の3カ月は月475億ドルずつ縮小(うち300億ドルは財務省証券、175億ドルは住宅ローン担保証券)、9月以降は月950億ドルずつ縮小となっていた。
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