日本はNATOの加盟国、準加盟国になる計画はない=岸田首相

岸田文雄首相は24日の参院本会議で 、日本と北大西洋条約機構(NATO)の関係に関する質問に対して答弁した。
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国民民主党の大塚耕平議員は、NATOが日本に連絡事務所を設置しようとしている事実関係および日本がNATOに加盟または準加盟する計画があるのかについて質問した。
岸田氏は次のように述べた。
「NATOによる日本への事務所の設置については、NATOにおいて種々の検討が行われているものの、現時点で設置が決まったとは承知していない。また日本がNATOに加盟や準加盟する計画はない」
また岸田氏は「政府としては、国際秩序が深刻な挑戦を受けているいま、法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を維持・強化するため、NATOおよびその加盟国、パートナー国をはじめとする同志国と引き続き協力をしていく考えだ」と述べた。
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日本のマスコミは5月初旬、NATOが東京に連絡事務所を開設する計画だと報じた。その後、NATOのストルテンベルグ事務総長はCNNのインタビューで、この件について日本政府と協議していると明らかにした。NATOの東京事務所開設に関する決定は、リトアニアで7月11~12日に開催される次回のNATO首脳会議までに承認される可能性があるという。
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