ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

中国、露宇間の停戦交渉再開とザポロジエ原発への攻撃停止を呼び掛け

中国はロシアとウクライナの停戦交渉再開を要求する。国連安保理の会合で中国の耿爽次席大使が表明した。
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次席大使は会合の中で、両国が速やかに停戦交渉を再開することに期待すると発言した。そしてそのためには国際社会による共通の努力に加え、これに向けた両国の努力が必要になると指摘した。また次席大使は、核施設に脅威をもたらすようなあらゆる行為を回避するよう紛争当事国に求めた。
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30日に行われた国連安保理の会合にはIAEA(国際原子力機関)のラファエル・グロッシ事務局長が参加し、ザポロジエ原子力発電所の安全維持に関する原則について意見を提示した。この原発はドニエプル川の左沿岸部にあり、欧州で最大規模の原発となっている。この原発は2022年10月、ロシア領の管理下に置かれたことから、ウクライナ軍は原発のあるエネルゴダル市に加え、原発に通じる地域をたびたび砲撃している。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相はウクライナ軍の攻撃により大災害の危険性が迫っているとの懸念を示してきた。
またIAEAは原発周辺に非武装地域を設置する必要性をこれまで主張してきた。
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