その報告書では、ロシア極東サハリンからのエネルギー供給は、中東を始めとする他の国や地域からのエネルギー供給と比べて、輸送日数やコストを低く抑えることが可能である他、マラッカ海峡などのチョークポイントを通過する必要がないことから、安全かつ安定的な供給が可能であると述べられている。
在札幌ロシア総領事館のセルゲイ・マーリン総領事は5月、「サハリン1・2」とは別の露日共同LNGプロジェクト「アークティックLNG」が、生産開始に向けて準備が進められているとスプートニクに語った。同領事によると、すべてが計画通りに進めば、日本は現在ロシアから輸入しているLNGに年間約200万トン分を追加することになるという。
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