ハーシュ氏が注目したブリンケン長官の発言は6月2日にヘルシンキで発せられたもの。同長官はフィンランドのNATO加盟に関する演説を行っている。
「ブリンケンは、ウクライナの戦争を信奉するあまり我を忘れている。またしても彼は、ウクライナ市民が切実に必要としている対話、停戦を完全に無視した」
ハーシュ氏はまた、ブリンケン長官は、ウクライナ紛争を停戦し、戦闘行為を凍結しても「恒久的で公正な平和」ではなく、「ポチョムキン的な平和」(編集注:見せかけの平和の意)にしか至らないと考えていると指摘した。
「彼の声明の真意は、より率直に言えば、『俺はロシア人が憎い。(あいつらは)血を流せ』ということだ 」ハーシュ氏はこう述べている。
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