ユーロスタットのデータによれば、リセッションの影響を受けているのはユーロ圏20カ国のうち、エストニア、ドイツ、リトアニア、マルタ、オランダ、ギリシャ、アイルランドの7カ国。ドイツのGDPは2023年第1四半期0.3%減少し、アイルランドは4.6%減、オランダでは0.7%減、リトアニアでは2.1%減となった。
ユーロスタットによると、今回のリセッションはエネルギー危機による公的支出や家計支出の削減、サプライチェーンの寸断による商品・資材の在庫の減少などが要因で起きている。
ところがEUは状況は直に改善し、欧州のGDPは2023年には1.1%増、2024年に1.6%成長すると予想している。
スプートニクは先日、欧米の銀行部門における危機的状況は主要な金融機関による政策金利の引き上げに基づく金利リスクの結果起きたとするロシア人専門家の見解を紹介している。
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