6月15日、国連安全保障理事会ではノルドストリームへの妨害行為について討議が行われた。ポリャンスキー氏は自身のテレグラム・チャンネルで会議の結果についてコメントした。
ポリャンスキー氏によると、西側メディアは、ウクライナ政府と直接関係のないウクライナ人が事件の実行犯である、という説を、積極的に唱えるようになった。しかし、このようなテロ行為は、国家の直接的な支援があって初めて実行され得るものである。
「このような新しい説は、毎回、以前の説よりも更に理にかなっていない。私たちは、これらの説を退ける。これらの説は調査を誤った道に導こうとする試みであると考えている」
また、ポリャンスキー氏によると、国連安全保障理事会の西側代表は、デンマーク、ドイツ、スウェーデンに、調査を急がないように求めたという。しかし、多くの参加国は、これらの国々が時間を稼ぎ、調査の進捗状況を理事会にまだ伝えていないことに困惑を表明している。しかもそれは特に、3か国に対して調査速度を上げてほしい、とかなりはっきり申し入れている国連安保理を尊重する念がないと思われても仕方がない。
ポリャンスキー氏は、ロシアがノルドストリーム破壊工作の調査の必要性について再び戻るのは、この問題がまだクローズしていないからだと強調している。
「米国およびその同盟国は、以前の通り、破壊工作への関与を示す事実に対して、説得力のある反証を提供できないままである。」
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