ブルームバーグによると、ウクライナに旧式の戦闘機を供与すれば初期費用は抑えられるものの、そのメンテナンスには最大で年間数億ドルの費用がかかるという。そしてそれに応じ、戦闘機の耐用年数も長くはないと、記事は強調している。
それ以外にも、ウクライナへのF16の納入は、ウクライナの反転攻勢のタイミングに「ちょうど間に合う」可能性は低く、その提供数の少なさから、制空権を獲得し、それによって戦闘行為の流れを変えることはできないだろう、と記事の筆者は指摘している。
これに先立ち、アナリストのジョン・ヘン氏とウィリアム・コートニー氏は、ディフェンス・ニュースに寄稿した中で、F16の最新型であるブロック70を供与したとすると、ウクライナと米国がどれだけのコストを払わねばならないか分析した。
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