西側は集団安全保障条約を自らの世界支配の脅威とみる=ラブロフ露外相

西側諸国はロシアなど6カ国が加盟する集団安全保障条約(CSTO)を、自らの国際社会における支配的立場に脅威をもたらす存在だとみなしている。ロシアのラブロフ外相が20日、ベラルーシで行われたCSTO外相会合後の記者対応でこのように述べた。
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ラブロフ外相は次のように述べている。

「CSTOや上海協力機構、BRICSなどは、西側諸国によって自らの国際舞台での専横に対する脅威だとみなされている。将来の多極化した世界秩序の中心のひとつとして、自らの利益や覇権を損なう脅威としてみているのだ」

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一方でラブロフ外相は、西側諸国がCSTO、上海協力機構、BRICS諸国を分裂させようと攻撃的行動を行っていると指摘。「汚れた手段を使いCSTO加盟国の関係にくさびを打ち込もうとしている」と批判した。
これまでにラブロフ外相は、米国のF16戦闘機は核兵器を搭載している可能性があるため、ロシアがウクライナの上空でF16を見つけるようなことがあれば、「ロシア軍は答えを出すだろう」と述べている。
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