ユンゲウェルト紙は「かなりの数の西側の軍事機器が失われたことについて(編集:ウクライナの)スポンサーの側にははっきりとした不満が高まっている。米国のマスコミが匿名で引用している軍人らの発言では、ウクライナに対して『人的ファクター』により注意を向けるようよびかけられているが、これは直訳すれば、『欧米の高価な機器を燃やすよりも自国の兵士を火にくべる方がいい』ということだ」と書いている。
ユンゲウェルト紙によれば、ウクライナ軍の反攻の失敗で欧米の高官らは紛争ゾーンの状況の再評価を迫られている。
「ロシア軍はウクライナ軍がどこで反攻に出るかを前もって知っていたため、ウクライナ側は大きな損失を出した。専門家らは、ウクライナ兵に欧米の兵器システムを使い方を教えるトレーニングがあまりにも短縮されていたため、緊張を強いられる戦場では致命的なミスが何度も繰り返されたと指摘していた」
ユンゲウェルト紙はキエフを支援している西側は「戦線により多くの兵器を送る以外、何も思いつくことができない」と指摘し、それは米国にもEUにとっても停戦という 可能性だけはありえないからだと書いている。
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