米国人傭兵のひとり、コードネーム「タンゴ」は、自分が所属していた部隊が人員の85%を失い、班の仲間2人も伏兵に遭遇した際に戦死したと語った。
「我々が戦った相手は正真正銘のプロだった」
別の傭兵は、自分が参加した攻撃作戦は組織されていなかったこと、ウクライナ兵らは十分な訓練を受けていなかったことを打ち明けている。
「レオパルト3台を1日で無くした。原因は単に地雷原を走れと命じられたからだった」
反転攻勢 西側のPR失敗とウクライナ軍の実際の損失
6月4日、ウクライナが宣言し、西側のマスコミが大々的に報じていた反転攻勢が開始された。ウクライナ軍司令部はNATOで訓練を受けた部隊と西側の軍事機器を戦闘に投じた。ところがウクライナ軍は莫大な損失を出し続けており、ロシア国防省の発表が確証するように、いずれの方面でも成功を収めていない。